1.NGMサービスの内容と特徴
1−1.人材の発掘がNGMサービスの基本 です。 その内容はトップ及びミドルマネギャーの個別スカウト(Direct
Search)から、 組織成長時の諸ポジション、女性秘書までも含む年間一括契約によるスケジュール・ リクルートにわたります。対象となる人材は、日本メーカーの欧州販売会社のキーパーソン
であるセールスマネジャー、セールスマン、サービスエンジニア、 組織の成長にともない 必要となる管理部門の経理・総務・人事・広報・EDPなどのマネジャー・スペシャリスト、
R&D部門のための高級スペシャリスト・高級技術マネジャーなどです。さらに、 エージェント・ディーラー・ディストリビューター・サプライヤーなどとこれらの代表者、
さらに、技術提携・業務提携・M&Aの対象企業とこれらの交渉責任者の発掘、事情調査、 交渉のアレンジ・テイクケアなどです。
1−2. NGMサービスの核となるスキル は、特定の能力、すなはち情報・知識・権限・地位・職歴・言語・教育・文化・地縁・血縁・ 人柄などの特定の属性を持っている人物を発見・選別することです。 次いで、この属性を
必要とするクライアントとの能力提供と対価についての交渉の場に勧誘導入することです。 特定能力の所有者個人を雇用しようとする場合が、人材のリクルートです。NGMサービス
実績で最も多いのは、人材スカウトです。
(参考1) NGM代表の永野は, 日本の大手鉄鋼コンツェルンの調査部門 において, 長年にわたり自社グループ・需要産業・新産業の諸問題についての調査に従事し、
また業界団体・産業構造審議会・諸調査機関などに関与し、個別企業の利益・業界の利益・ 国益にかかわる調査にも従事しました。さらに、米系シンクタンクのジュネーヴ研究所に
おいてヨーロッパにおける情報・調査・人脈の実態に触れ、デュッセルドルフ事務所 において全欧・ アフリカ・中近東におけるビジネス発掘、市場調査、物・金・
労働力の調達調査に従事しました。 調査においては、ホットで機密・未公表または将来も公表されることのない情報・事情は、
情報の所有者・事情通を発掘・懇談して可能な限りヒアリングしなければなりません。 これらの人物名は通常機密ではありません。 さらに、世界最初かつかつては最大であった
国際的Executive Search Firmにおいて2年間の修行をしています。 最近17年以上にわたるNGMサービスにおいて、NGM代表・永野の日本の國際企業における工場・
本社・欧州での勤務経験と、長年にわたる特定人物の発掘・接触・ヒアリングの経験が 生かされています。
(参考2) 調査(工学的な測定・実験を含まない事情調査・予測)の方法を大別すれば、 資料調査(Documentation)とヒアリングです。 ヒアリングに加えて、
大規模資料調査による大量の情報の大規模加工処理である本格的調査の費用は1〜2桁の億円に 達します。 これを民間企業が外部発注することは稀です。発注者は通常国家機関・
国際機関です。これを受注した調査機関は収集済・償却済の情報を活用し、目的をモディファイして、 マルチ・クライアント・リサーチ、1社5百〜1千万円、最低顧客数15社、などとして販売
したりします。 以上に較べNGMサービスは新規スポット・ヒアリング調査サービスといえます。
|